「ゼロで死ね。」

「ビル・パーキンス DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎるお金の考え方 帯の画像」
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帯のキャッチコピー:「ゼロで死ね。」

購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!

帯との出会い

素通りできない文字が目に入ってきた。本に「死ね。」と言われたのである。まったくもって私は死にたくないし、一生生きていたい派である。生きていなければ楽しいことに出会う確率が減ってしまう。自分がなにか見つけなくとも勝手に文明が発達し、その人にあった楽しいものに出会いやすくなっていく。例えばyoutubeのレコメンドなどがそうだろう。しかもなにもない状態「ゼロで」死ななければならないという。自分が手に入れた知識・人脈・資産すべて捨てるなんてことが生前にできるだろうか。いつ死ぬかわかっているときにはできるかもしれないが、わからないときには念のため取っておきたいものだろう。なぜ人の死の方法まで命令されなければならないのか疑問を持ち、憤りを感じながらこの本を手に取ってみる。

帯の佇まい

もともとの表紙が、青の背景に黄色の文字とかなり注意をひきやすいものとなっている。そのため、表紙は表紙、帯は帯として考えたのか白の背景に黒文字という関連性はないが文字の視認性が高いデザインになっている。よく見るともともとの題名(英語題名)を日本語に訳しただけなのだ。題名に圧倒的コピー性があったが日本人の目には止まらない可能性があるため単純な日本語訳を関連性のない色彩で表現しているのだろうと考える。そしてコピーについて例えば「人生の終わりに手元にすべて残しておくべきか?」などの疑問形でもよかったところ、日本語訳も命令形のままとすることで足を止めしまうのだ。

帯から勝手に内容を”妄想”

さあ、帯のコピーが命令であるならこちらも反抗したくなるのも当然。さらに私は一生生きていたい、まったく死になくない人間なのだ。こんな思想の人間を覆すような内容、もしくは寄り添いながらそんな考えもあるのかと丸め込まれるような内容であってほしいものだ。

さて、ゼロで死ななければいけない状況とはどんな時だろう、いつ死ぬかわからないときは念のためすべて保持しておきたいのが当然だろう。であれば、死期が近づくにつれて身の回りのものを手放していくべきであるという終活の話なのか。しかし、この本はビジネス書として置いてあったので、周りの人が苦労しないためではなく自分の成長のためにおすすめだということだ。例えば友達でも自分にとって不必要な世界にひっぱっていくような人がいる。その場合時間の無駄であると早期に考え切っていくべきであろう、しかしすべての友達をゼロにするひつようはない。

やはり自分の身の回りをゼロにすることで、自分の成長を促すような効果を導くことは難しいと考えるが、圧倒的命令文と自信でこちらを誘惑するこの本をどうしても開いてみたくなる。

この本を読んでみようと思ったあなたに、30秒でわかるあらすじ

「死ぬ時に一番金持ちでいることに、何の意味があるのか?」という問いを突きつける、全く新しい「お金と人生」の教科書です。私たちが無意識に積み上げている「老後のための貯金」を、もっと若いうちの「経験」や「思い出」に投資すべきだと提言。人生の満足度を最大化するために、資産を計画的に使い切り、最後はゼロで人生を終えるための具体的で合理的な方法論を説いています。

■書籍情報

出版社: ダイヤモンド社

書名: DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎるお金の考え方

帯のキャッチコピー:「ゼロで死ね。」

著者: ビル・パーキンス

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