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帯のキャッチコピー:「これは私たちの孤独な戦いについての物語だ。 伊坂さんの魂が込められた一冊だと思う。」
30秒でわかるあらすじ
「考えろ、考えろ、考えろ」。
弟と共に平穏に暮らす会社員・安藤には、他人に自分の思考を喋らせる「腹話術」という奇妙な能力がありました。一方、世の中では圧倒的なカリスマ性を持つ政治家・犬養が、熱狂的な支持を集め始めています。
「みんなが同じ方向を向くのは、不自然で怖い」。群衆が熱狂に飲み込まれていく中、安藤は自分のささやかな能力だけを武器に、目に見えない巨大な波に立ち向かうことを決意します。個人と集団、自由と熱狂を問う、伊坂幸太郎の転換点となった重要作。
この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、物語のテーマを「社会問題」ではなく、読者一人ひとりの「孤独な戦い」へと引き寄せた点にあります。
政治やファシズムといった大きなテーマを扱いながら、帯は「私たちの物語だ」と語りかけてきます。空気に流されず、自分の頭で考え続けることは、時にとても孤独で、勇気がいることです。その孤独を肯定し、「これはあなたの戦いだ」と寄り添ってくれるからこそ、この言葉は読者の心に深く刺さります。
「伊坂さんの魂が込められた」という一文からも、著者が並々ならぬ覚悟で書き上げた「熱」が伝わってくる、重厚感あふれる名コピーです。

■書籍情報
出版社: 講談社
書名:魔王
帯のキャッチコピー:「これは私たちの孤独な戦いについての物語だ。 伊坂さんの魂が込められた一冊だと思う。」
著者: 伊坂 幸太郎

