「身体の芯をえぐられるような死闘の連続!」

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帯のキャッチコピー:「身体の芯をえぐられるような死闘の連続!」

30秒でわかるあらすじ

明治後期の北海道。人里を離れ、極寒の山中で独り羆(ひぐま)を狩って生きる猟師・熊爪(くまづめ)。 彼は犬も連れず、ただ己の肉体と一挺の銃、そして野生の勘だけを頼りに、獣の肉を喰らい、その皮を売って命を繋いでいました。 ある日、彼は山の中で、羆が共食いをした凄惨な現場に遭遇します。その「悪しき羆」を追う過程で深手を負った彼は、図らずも里へと下り、盲目の少女・陽子(ようこ)と出会います。 初めて触れる人の温もり、そして忍び寄る日露戦争の足音。自分は山に生きる「獣」なのか、それとも文明のなかの「人間」なのか。揺らぎのなかで熊爪は、再びあの宿敵との、文字通り命を削り合う最終決戦へと向かいます。

この帯のここが凄い!

この帯の凄さは、「死闘」という言葉を、単なるアクション描写ではなく、この物語そのものとして定義している点にあります。

「身体の芯をえぐられる」―。 読み進めるうちに、読者は羆の爪が肉を裂き、骨を砕く音を、自分の体で感じることになります。しかし、本当に「えぐられる」のは肉体だけではありません。 「生きるために奪う」という野生の絶対的な真理。そして「文明」という抗えない大きな波。その間に立たされた熊爪の孤独と高潔さが、私たちの平和な日常を内側から激しく揺さぶります。 これほどまでに「痛み」と「生」を直感させるコピーは、他にありません。

■書籍情報

出版社: 新潮社

書名: ともぐい

帯のキャッチコピー:「身体の芯をえぐられるような死闘の連続!」

著者: 河﨑秋子

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