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帯のキャッチコピー:「人はなぜ金に狂い、罪を犯すのか」
購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!
帯との出会い
「人はなぜ金に狂い、罪を犯すのか」というキャッチコピーを見て、また狂気的殺人関連の話かと思ったが、タイトルの「黄色い家」や帯内の「孤独な少女の戦い」そして「ノワール小説」と言う単語を見て、あまりタイトルと帯のキャッチコピーが紐づかないことに足を止めた。少女が主人公だとわかっており、さらに必死そうで悪人感はないように感じる。しかし、キャッチコピーは完全に悪人向けになっている。少女が二重人格なのか、他の人物のことを描いているのか、タイトル通り家の中だけで完結するのか気になり、本を手に取ってみる。
帯の佇まい
本の表紙は青と黄色を基調としており、異質な精神的に病んでいるようなイメージを受ける。しかし帯では全く異なる。白を背景に黒い文字で書かれているのだ。表の狂気性を見た後、内容を理解するために帯で一度落ち着く、その際に矛盾のようなものを感じる。青と黄色での精神的に病んだイメージと帯の冷静なメッセージ。その矛盾にどのような本か興味にそそられてに取っているのではないだろうか
帯から勝手に内容を”妄想”
帯の「人はなぜ金に狂い、罪を犯すのか」から紐解いていく。まずは帯横に書いてある少女の孤独な戦いということから、タイトルの黄色い家の中で一人なのではないだろうか。そして表紙のイメージ青と黄色の精神的に病んでいるイメージから、黄色い家の中で少女は一人病んでいる、病んでいながら金に狂い、さらに罪を犯していくと推測する。それはなぜかと言うのが描くだろう。すぐに思いついたのは、昔お金持ちであったが親が出ていってしまい近所からの噂が絶えない話題の家。日本では黄色い家と言うのはあまりないので浮く、そのような色を選べるのは裕福な家という想像ができるのではないか。さて金に狂ってから、罪を犯し始めるというのも元裕福な家で解説できるのではないか。生活水準を下げることができなくなり、しかし働いたこともない、働きたくても病んでいる。だから罪を犯していくという話ではないかと想像し本をそっと開いてみる。
30秒でわかるあらすじ
1990年代、居場所を失った17歳の花(はな)は、黄美子(きみこ)さんと出会い、仲間たちと「黄色い家」での共同生活を始める。そこは唯一の安らぎの場だったはずが、生きていくための「金」が必要になったとき、彼女たちは犯罪の深淵へと足を踏み入れていく——。金、暴力、そして狂気。圧倒的な筆致で描かれる、救いと絶望の物語です。

■書籍情報
出版社: 中央公論新社
書名: 黄色い家
帯のキャッチコピー:「人はなぜ金に狂い、罪を犯すのか」
著者: 川上 未映子

