
Amazonカスタマーレビュー:
Amazonでチェック!
📖 30秒でわかるあらすじ
「ロマンス詐欺」「受験詐欺」「サロン詐欺」。
現代社会の闇に潜む3つの詐欺事件をテーマにした、ヒリヒリするような短編集です。マッチングアプリで出会った理想の相手、絶対に合格させるという謎の家庭教師、カリスマ主宰者のオンラインサロン…。騙す側と騙される側、それぞれの欲望と孤独が交錯し、積み上げられた嘘のジェンガが崩れる瞬間、私たちは人間の「業」の深さを目の当たりにします。
🖋 この帯のここが凄い!
このこの帯の凄さは、犯罪である「詐欺」を、誰にでも心当たりのある「寂しさ」や「承認欲求」の問題へと引き寄せた点にあります。
ニュースで見れば「騙すなんてひどい」「騙されるほうが悪い」で終わる話も、この帯は「何が欲しかったの?」と問いかけることで、一気に自分事化させます。お金が欲しかったのか、誰かに認められたかったのか、ただ幸せになりたかっただけなのか。
読者はこの問いを見て、嘘の裏側にある「切実な動機」に触れることになります。ミステリーとしての面白さと、人間ドラマとしての深みを同時に予感させる、非常に巧みなコピーです。

■書籍情報
出版社: 文藝春秋
書名: 嘘つきジェンガ
著者: 辻村 深月


