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帯のキャッチコピー:「言葉の力を信じて」
購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!
帯との出会い
「言葉の力を信じて」と言う帯のキャッチコピーをみて、自己啓発本?と思ったがここは小説のコーナーであるため少し異様さを感じた。本のタイトルは「本日は、お日柄もよく」と言う社内向けと言うよりかは、社外の知らない人が集まった会合のようなものでよく使われる言い回しだ。人前のスピーチに挑む新人サラリーマンの話なのか?自己啓発本ではなく、物語としてスピーチを取り上げるのか?内容が気になり、本を手に取ってみる。
帯の佇まい
白を背景とした背景に黒で描かれたタイトル、特徴的なのは祝いの品につけられる水引(赤と白の紐)だ。対して帯はその水引を無視し、オレンジ色を背景に白でキャッチコピーが書かれている。この場合、先に目が行くのは帯ではないだろうか。帯に書かれた「言葉の力を信じて」にどれだけ本屋で足を止めさせるかである。本の内容を簡潔にまとめたキャッチコピーなのだが、少し自己啓発のような、宗教のようなイメージを受けてしまう。一応、本のタイトルと合わせることで演説や発表系のお話の可能性を認識することができるが、表紙に対して色が強い帯であるため第一印象の受け方は、表紙やタイトルとは異なるものになるだろう。
帯から勝手に内容を”妄想”
キャッチコピーの「言葉の力を信じて」と本のタイトル「本日は、お日柄もよく」から演説や講演、何かの発表に関する物語なのだろう。どちらかというと本日はお日柄もよくと言う時は勝手なイメージとしては、社外向けである。そういう意味では、社外向けに何か新商品説明を行う新人の成長物語とかも面白そうだ。特に気になるのが表紙タイトルの「本日は、」の「、(てん)」が黒ではなく強調として赤くなっていることではないだろうか。小学校で習う句読点での息継ぎ、もしくはそこで止まることでリズムや作者の意図を捉えることが容易になる重要なポイントである。このことから新人が新商品を売る外部向けの発表を行うための成長物語と妄想して、本をそっと開いてみる。
30秒でわかるあらすじ
普通のOL・二ノ宮こと葉は、片思いの相手の披露宴で、伝説のスピーチライター・久遠久美の言葉に心を震わせます。言葉一つで世界を変え、人を救うことができる――。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りし、スピーチライターへの道を歩み始めます。言葉の魔法が、絶望している誰かを、そして自分自身をも変えていく、感動の成長物語。

■書籍情報
出版社: 徳間書店
書名: 本日は、お日柄もよく
帯のキャッチコピー:「言葉の力を信じて」
著者: 原田 マハ

