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帯のキャッチコピー:「かつてない幸福感に包まれる、長編ミステリー」
30秒でわかるあらすじ
語り手は、望月家の愛車「緑色のデミオ」。
車たちは、人間がいないところで互いにお喋りをし、持ち主である人間たちのドタバタ劇を冷静に(時にハラハラしながら)見守っています。
ある日、望月家の一家が、ある芸能人の不倫騒動に端を発する大きな事件に巻き込まれてしまいます。頼りない長男、しっかり者の長女、そして一癖ある両親。人間たちのピンチに、車たちは知恵を出し合い、独自のネットワークで事件解決の糸口を探ります。車視点で描かれる、世界一温かい「ロード・ミステリー」。
この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、本来なら緊張感や恐怖を伴うはずの「長編ミステリー」という言葉を、「幸福感」という正反対の響きで包み込んだ点にあります。
事件が起き、犯人を追う物語でありながら、読み終わったときに心に残るのは「怖さ」ではなく「多幸感」。 それは、車という「物」が人間に対して向ける無償の愛や、家族というコミュニティの凸凹した温かさが、ミステリーの枠を超えて溢れ出しているからです。
「かつてない」という強い言葉。 読者をハラハラさせた後に、最高の笑顔で本を閉じさせる…そんな作家としての圧倒的な自信と、物語への愛が凝縮された、まさに「看板に偽りなし」の名コピーです。

■書籍情報
出版社: 朝日新聞出版
書名:ガソリン生活
帯のキャッチコピー:「かつてない幸福感に包まれる、長編ミステリー」
著者: 伊坂 幸太郎

