
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、ミステリーの「ルール」を言葉だけで破壊している点にあります。
「犯人は誰か?」というミステリー最大の謎に対して、帯がすでに「答え」を提示しているように見えます。しかし、その答えが「被害者と同じ名前」であるという異常事態。この一文を見た瞬間、読者の脳内には「どういうこと!?」という疑問が濁流のように流れ込みます。 「同姓同名」というタイトルを、単なる設定説明に留めず、帯で「事件」として見せつける。これほど「中身を確認せずにはいられない」帯は他にありません。
📖 30秒でわかるあらすじ
惨殺された幼女。逮捕された犯人の名は「大山正紀」。その瞬間、日本中に実在する同姓同名の「大山正紀」たちの人生は一変した。SNSでの晒し、謂れのない非難、奪われる日常。事件から数年後、名誉挽回のために集まった彼らの中に、新たな「殺意」が紛れ込む。被害者も、加害者も、全員が大山正紀。名前という牢獄に閉じ込められた男たちの、驚愕の結末とは…

■書籍情報
出版社: 幻冬舎
書名: 同姓同名
著者:下村 敦史


