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📖 30秒でわかるあらすじ
「才能がある」と信じていた美大生、ピアノ伴奏の座を巡って葛藤する中学生、登校拒否をしていたあの日の自分…。
『冷たい校舎の時は止まる』『凍りのくじら』『名前探しの放課後』など、辻村深月の名作に登場したキャラクターたちの「その後」や「サイドストーリー」を描いた短編集です。かつて孤独だった彼らが、誰かと出会い、あるいは誰かを支えながら、少しずつ光の射す方へと歩き出す。ファン感涙のクロスオーバー作品集。
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、出口の見えないトンネルの中にいる人に対し、「自力でこじ開けろ」と叱咤するのではなく、「時が来れば開くから、今は焦らなくていい」と肯定的な「待機」を促した点にあります。
私たちは辛い時ほど「何かしなければ」と焦ってしまいます。しかし、この帯は「待ってて」と優しく制止し、その先に必ず「開く扉(=救いや変化)」があることを約束してくれます。
過去の作品で苦しんでいたキャラクターたちが、時を経て幸せになっている姿(=実証)があるからこそ、この言葉には嘘のない重みがあります。「生きていれば、大丈夫」。そう背中をさすってくれるような、温かい名コピーです。

■書籍情報
出版社: 講談社
書名: 光待つ場所へ
著者: 辻村 深月


