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帯のキャッチコピー:「お前は、価値のある人間なの?」
購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!
帯との出会い
自分は、価値のある人間なのかという自問をしたときはいつか。この本のコピー「お前は、価値のある人間なの?」を見た時に考えた。それは人それぞれの人生の岐路で考えたのではないだろうか。例えば、部活でサッカーをがんばっておりいつも出場メンバーとして選ばれていたのに、ある日突然補欠に回されたときなどはどうだろうか。本当にサッカー選手を目指していれば自問をする「自分は、価値のある人間なのか」。受験勉強もそうだ。そういったものが全くなくすごしても最後には新卒採用という社会に出るときに必要か不必要かたたきつけられる。最近はSNSのフォロワーでも価値をはかることができるようになってきた。人生の岐路の話かフォロワー等わかりやすい基準による話か、この本を手にとってみる。
帯の佇まい
この帯はコピーよりも大事なキャンペーンを行っている。それは作家8名による同テーマでそれぞれ書くというものだ。今回は「天地創造」らしい。8名の作家の本が平置きで並んでおり同じテーマで書かれていれば、ほかのも読みたくなるだろう。黄色の帯にピンクの「限界突破」という文字はとにかく目を惹くことだけを考えているに違いない。
帯から勝手に内容を”妄想”
8人の作家で同じテーマで書くキャンペーンで、今回は「天地創造」らしい。普通であれば壮大な世界をゼロから作り上げるものを想像です。ただ、コピーは「お前は、価値のある人間なの?」とかなり内面的な記載になっている。ただ、一人一人の人生で考えれば「自分が価値ある人間か」問う場面は、相当な岐路に立たされている。そしてそれを乗り越えた際には、新しい自分を見つけていることが多い。一人の人間を創造したと考えることもできるだろう。今回の小説は、人生の岐路、しかも自分に価値があるのか問うような、それを乗り越えると新しい自分に出会えるようなそんな大きな分岐を中心とした話で、読んだ後自分を応援したくなるようなないようではないかと想像して、本を開いてみる。
この本を読んでみようと思ったあなたに、30秒でわかるあらすじ
「平成」という時代を背景に、対照的な二人の青年――類まれなる才能を持ちながら、それゆえに苦悩する智也と、特別な何者かになりたいと願いながらも「普通」から抜け出せない雄介――の葛藤を描いた群像劇です。「何かに熱狂していなければ」「価値のある人間でなければ」という呪いに縛られた彼らが、その先に辿り着く光景とは。自意識の地獄を書き続けてきた朝井リョウが、世代の痛みを一身に背負って書き上げた、魂を揺さぶる長編小説。

■書籍情報
出版社: 中央公論新社
書名: 死にがいを求めて生きているの
帯のキャッチコピー:「お前は、価値のある人間なの?」
著者: 朝井 リョウ

