
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、「フィクション」という言葉を「嘘」ではなく「生きるための装備」として再定義した点にあります。
青山さんはインタビューで「フィクションがあるからこそ人間は生きていける」と語っています。この帯のコピーは、辛い現実をそのまま受け止めるのではなく、そこに自分なりの「物語」を見出すことで、人生はいくらでも豊かになるという希望を宣言しています。 単なる「泣ける」や「感動する」といった言葉ではなく、この壮大な一文を添えることで、読者は「自分自身の人生という物語」を書き換える勇気を受け取ることになります。
📖 30秒でわかるあらすじ
ある3月の週末、SNSで「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りする。銀座をさまよう謎の「王子」が放ったその言葉をきっかけに、年齢も境遇も異なる5人の男女の人生が、静かに、しかし鮮やかに交錯していく——。アンデルセンの『人魚姫』をモチーフに、現実と虚構の境界線で「本当の自分」を見つけ出す、青山美智子さんの最高傑作です。

■書籍情報
出版社: PHP研究所
書名: 人魚が逃げた
著者: 青山 美智子


