「読んでは、いけない。」

「知念実希人 閲覧厳禁 帯の画像」
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帯のキャッチコピー:「読んでは、いけない。」

購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!

帯との出会い

帯のキャッチコピー「読んでは、いけない。」をみて、うわー…ハードル上げすぎてつまらないパターンの伏線がたっていると素直に思った。しかし、最近はyoutubeの釣りサムネが炎上する時代。無料のyoutubeで炎上するのだから、お金を払って買ったものが、その宣伝文句に見合わなかったら炎上具合もすごいことになるのでは?映画の全米1位もいろんなからくりはあるだろうが、嘘はついていない。今回の帯の場合は、主観的なものがあるため炎上まっしぐらだ。そんな危険な賭けにでるのは現代だと無謀だろう。そうなると、このハードルのあげ方は本物か!?やばい気になり始めてきた。と思ったらすでに手に取っていた。

帯の佇まい

本の表紙は、茶封筒のような画像となっており、そこに赤い色でタイトルなどが書いてある。この時点で不気味さはあるのだろうが、帯はさらに不気味に、黒を背景に赤い字かつ殴り書きのようになっている。ここからホラー感も感じるため、遠目から見た時に心霊系の怖さなのかとも思った。とにかく、怖さを本の表紙と帯で合わせて表現しており、夏などの寒さを感じたいときに棚に並べてあると取ってしまうだろう。ただ、キャッチコピーのハードルが高すぎて読んだ後にそのハードルを越えられずにレビューが荒れる危険性もある。

帯から勝手に内容を”妄想”

この本は表紙にヒントが多くある。まずは帯のキャッチコピー「読んでは、いけない。」は、読者向けにこの本を読んではいけないというメッセージにもなっているが、本の内容でもあるのだろう。では何を読んではいけないのか。それはサブタイトル「狂気殺人犯の精神鑑定報告書」だろう。そしてどのような狂気殺人かは帯に「11人の…」と書かれている。ここで、精神鑑定報告書を読んだ読者と本の中の主人公がリンクしながら話が進み、どんどん読者も本の中に入り込むのだと考える。2つのパターンが想像でき、狂気殺人犯の背景を哀れんで寄り添うパターンと意味の分からない供述の狂気さに恐れおののくパターンがあると思う。今回はこれだけホラー要素のあるデザインであるため狂気さに恐れおののくパターンだろう。そして意味のわからない狂気さがいつのまにが主人公と読者を引き込み自分自身も狂気殺人犯を自分に憑依させ、報告書(読者は本)を閉じた時、自身が狂気殺人犯になってしまっているのではないだろうか。帯のハードルを越えられるのか気になり、本をそっと開いてみる。

この本を読んでみようと思ったあなたに、30秒でわかるあらすじ

「決して『最後まで』読んではいけない」。物語の中に隠された、ある「仕掛け」。それを読み解いてしまったとき、あなたの日常は一変する。現役医師でありミステリーの旗手である知念実希人が、読者の参加を前提に描く、体験型ミステリー。ページをめくるたびに深まる謎と、最後に待ち受ける衝撃。読後の安全を保障しない、あまりに危険な一冊です。

■書籍情報

出版社: KADOKAWA

書名: 閲覧厳禁

帯のキャッチコピー:「読んでは、いけない。」

著者: 知念 実希人

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