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帯のキャッチコピー:「4回泣けます」
購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!
帯との出会い
本のキャッチコピー「4回泣けます」を見て、短編かな?と思い、隙間時間に読みやすいかもしれないとおもって足を止めた。勝手なイメージだが泣けます系は、大切な人の死に対してだれだけ大切な人かを読み手と主人公が共有できれば泣けるようになる。短編でそこまで自分が入り込めるのか?と疑問に思ったが、隙間時間で泣くわけにはいかない。隙間時間にすらすら読めるような本を探していた私はこの本を手に取ってみた。
帯の佇まい
表紙はコーヒーが冷めないうちにというタイトルから、コーヒーのような茶色を基調とし、帯部分はもともと帯がつくことを前提にしたように真っ白な状態になっている。そこに決まっていたかのように、表紙の下部の白はそのままにコーヒーの色で文章が書かれ、唯一キャッチコピー「4回泣けます」だけ赤で書かれているのである。ビジネス的にカフェと本屋は相性がよいと聞いたことがある。この本はコーヒーをキーワードにして内容が書かれていると想像すると先に売れる小説のマーケティングをして内容をそちらに寄せたのではないかと考えてしまう。
帯から勝手に内容を”妄想”
まずは「4回泣けます」から短編だと妄想する。そして主人公と読者の大切な人の死を短編の短い文章で簡単に共有するためには、読者にとっても身近な人がいいだろう。そのため短編の4つは、①祖父祖母 ②父母 ③恋人 ④兄弟or友人で構成されているのではないだろうか。ペットという予想もあったが飼っていない人も多くいるため、4回泣けるという断定をキャッチコピーにするには若干弱いと考える。すべての人にとって身近な人(大切な人)を中心に死を描けば泣ける話になるだろうと想像し、本をそっと開いてみる。
この本を読んでみようと思ったあなたに、30秒でわかるあらすじ
とある街の、とある喫茶店の、とある座席。そこには、過去に戻れるという不思議な噂があった。ただし、そこには「過去に戻っても現実は変わらない」「コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない」といった非常に面倒なルールがいくつもあった。それでも時を越え、会いたかった人に会いに行く4人の客たち。彼らが選んだ未来とは…

■書籍情報
出版社: サンマーク出版
書名: コーヒーが冷めないうちに
帯のキャッチコピー:「4回泣けます」
著者: 川口 俊和

