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📖 30秒でわかるあらすじ
三笠宮家の彬子女王殿下が、イギリス・オックスフォード大学での留学生活を綴った、唯一無二の異国奮闘記です。皇族という、常に誰かに守られ、見守られる立場を離れ、一人の「学生」として生きる日々。寮の鍵が開かない、論文の締め切りに追われる、自分でお金をおろす…。そんな等身大の苦労と、研究者としてのひたむきな情熱が、ユーモア溢れる筆致で描かれます。高貴な身分というベールを脱いだ先にある、知性と好奇心に満ちた「一人の女性」の物語です。
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、「自由」という言葉の解像度を一気に引き上げた点にあります。
私たちが日常で何気なく行っている「一人で街を歩く」という行為。それが、日本という国においてはどれほど困難であったか。この一文があることで、読者は単なる「海外留学の思い出話」を読む心構えから、「自由を獲得していく一人の人間の記録」を読む覚悟へと切り替わります。
言葉自体は非常にシンプルですが、著者のプロフィールと重なったとき、これ以上なくドラマチックで切実な響きを持ちます。読者に「当たり前の日常がいかに尊いか」を、説教臭くなく、鮮烈な驚きとともに伝えてくれる見事なフックです。

■書籍情報
出版社: PHP研究所
書名: 赤と青のガウン オックスフォード留学記
著者: 彬子女王


