↓ 【特集】朝井リョウに「帯」で出会う ↓

「戦後を芸術で復興せよ。」

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📖 30秒でわかるあらすじ

「日本の若者たちに、本物の西洋美術を見せてやりたい」。
その一心で、私財を投げ打ち、モネやゴッホなどの名画を買い集めた実業家・松方幸次郎(通称:松方コレクション)。しかし、第二次世界大戦の勃発により、コレクションはフランス政府に敵産として没収されてしまいます。敗戦国となった日本が、奇跡的に絵画を取り戻し、上野に「国立西洋美術館」を建てるまでの壮絶なドラマ。実話に基づいた、誇りと情熱の物語です。

🖋 この帯のここが凄い!

この帯の凄さは、「復興」という言葉の定義を、経済やインフラの再建ではなく、「人間の尊厳の回復」へと書き換えた点にあります。

食べるものにも困っていた戦後の日本。普通なら「芸術なんて二の次だ」と言われる状況です。しかし、この帯は「だからこそ芸術が必要なんだ」と訴えます。 打ちひしがれた人々の心を救い、再び顔を上げて生きていくためには、美しいもの、誇れるものが必要だった。

「愚かもの」と呼ばれても構わない。 金銭的な価値を超えて、未来の日本人のために「美の殿堂」を作ろうとした男たちの執念が、この短い一文に凝縮されています。読めば必ず、上野の美術館に行きたくなる名コピーです。

■書籍情報

出版社: 文藝春秋

書名: 美しき愚かものたちのタブロー

著者: 原田 マハ

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