「戦後を芸術で復興せよ。」

「原田マハ 美しき愚かものたちのタブロー  帯の画像」
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帯のキャッチコピー:「戦後を芸術で復興せよ。」

購入前…この帯の”ここ”に惹かれる!

帯との出会い

「戦後を芸術で復興せよ」という帯のキャッチコピーを見て、実話の物語だと想像した。調べると、実話をもとに書かれた本のようだ。戦後とは、国としてもお金がまだないころを指しているのだろうか。国民としてもその日の食べ物を手に入れるのに困っているときだろう。その時に彫刻や絵や建物などの芸術に感銘を受けるのだろうか。さらに帯の詳細「モネもロダンもルノワールも」ということは、戦後の日本に海外絵画を見て感銘を受けなければならないようだ。そんなことが当時できたのか。本を手に取ってみる。

帯の佇まい

海外絵画を背景にタイトルが書かれた表紙はどちらかというと落ち着いた雰囲気を感じる。対して帯は「戦後を芸術で復興せよ。」が赤で書かれており、「せよ」という命令からだけでなく色からも力強いメッセージを感じる。本のタイトルや表紙からはわからない、本の内容が熱い物語ではないかと想像させる。美しき愚か者たちがどう戦後に動いたのかとても気になる帯になっている。

帯から勝手に内容を”妄想”

実話をもとにしているため、知識不足を露呈することになるが、妄想してみよう。まずは、戦後の日本に海外絵画を日本人が鑑賞するのか?という疑問だ。まだ食べ物も足りていないころに、そこにお金を払うものは少ない時代だろう。ただ、海外絵画で復興が可能だとすれば、転売目的ではないのだろうか?国の復興のためにお金を稼ぐため、時代がたてばたつほど良いとされるような絵画を買いあさり、それを売ったり、もしくは外交の交渉材料として使うことで復興を目指したのではないだろうか。芸術を鑑賞としてではなく、戦後の現実を乗り切るために手段として芸術を扱った物語ではないかと想像し、本を開いてみる。

この本を読んでみようと思ったあなたに、30秒でわかるあらすじ

「日本の若者たちに、本物の西洋美術を見せてやりたい」。
その一心で、私財を投げ打ち、モネやゴッホなどの名画を買い集めた実業家・松方幸次郎(通称:松方コレクション)。しかし、第二次世界大戦の勃発により、コレクションはフランス政府に敵産として没収されてしまいます。敗戦国となった日本が、奇跡的に絵画を取り戻し、上野に「国立西洋美術館」を建てるまでの壮絶なドラマ。実話に基づいた、誇りと情熱の物語です。

■書籍情報

出版社: 文藝春秋

書名: 美しき愚かものたちのタブロー

帯のキャッチコピー:「戦後を芸術で復興せよ。」

著者: 原田 マハ

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