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📖 30秒でわかるあらすじ
あの「千葉」が帰ってきた! 今度の対象者は、娘を無残に殺された小説家・山野辺。
犯人の本城は、他人の痛みなど微塵も感じない純度100%のサイコパス。しかし、狡猾な本城は証拠不十分で無罪となってしまいます。復讐を誓う山野辺夫妻は、本城を追いつめるための計画を練りますが、そこに「7日間の調査」にやってきた死神の千葉が巻き込まれることに。「死」の判定を下すまでの7日間、千葉はなぜか彼らと共に自転車を立ち漕ぎし、絶対悪であるサイコパスとの死闘に臨むことになります。
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、前作のクールなイメージを「自転車を漕ぐ」という物理的で必死な動作によって見事に崩し、物語の熱量を一気に伝えた点にあります。
死神なのだから、瞬間移動でも魔法でも使えそうなものなのに、彼が移動の足に使うのはまさかの「自転車」。サイコパスという恐ろしい絶対悪に向かっていくのに、シュールすぎるその姿は、伊坂ワールド特有の「重いテーマなのにどこか笑える」という極上のスパイスになっています。
「人外の存在(死神)」vs「人間の皮を被った化け物(サイコパス)」。 決して交わるはずのなかった二つの非日常が激突する、極上のエンターテインメントを約束する名コピーです。

■書籍情報
出版社: 文藝春秋
書名: 死神の浮力
著者: 伊坂 幸太郎

