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📖 30秒でわかるあらすじ
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれる案内人、それが「ツナグ(使者)」。
ただし、会えるのは「依頼者にとっても、死者にとっても、たった一度きり」のチャンスだけ。突然死したアイドルとファンの女子高生、喧嘩別れしたままの親友、行方不明のフィアンセを待つ男…。一夜限りの再会は、遺された者にとって救いとなるのか、それとも残酷な結末を招くのか。あたたかな涙が止まらない連作短編集です。
🖋 この帯のここが凄い!
この帯の凄さは、読者に対して「物語を読む」という受動的な姿勢から、「自分の人生を振り返る」という能動的な思考へと、強制的にスイッチを切り替えさせた点にあります。
この問いかけを見た瞬間、誰もが頭の中に「特定の誰かの顔」を思い浮かべずにはいられません。亡くなった祖母、早すぎた別れを迎えた友人、あるいは伝えきれなかった言葉がある誰か。
その瞬間、この本はただのフィクションではなく、自分自身の後悔や願いを投影する鏡となります。普遍的な悲しみと、再会への切実な祈りをたった一行で喚起する、静かで力強い名コピーです。

■書籍情報
出版社: 新潮社
書名: ツナグ
著者: 辻村 深月

